ゴールデンカムイ第302話感想

こんにちは、うたげです。

ゴールデンカムイ最新話の感想です。
ネタバレ含むうえに一ファン個人の想像・妄想・曲解だらけなので苦手な方は気を付けてください。
小難しい考察はしない・できないので、気楽に読んでくれたら嬉しい。

第302話 車内暴力

汽車の最後方、扉一枚を隔てたところに立っている杉元と鶴見中尉。親玉である鶴見中尉を今すぐここで討ちたかった杉元だが、鶴見中尉はアシリパの持つ権利書を狙い汽車の屋根の上を進むことにした。
車内では土方・牛山が兵士を次々に始末しアシリパと白石が脱出できるよう手を尽くしているが、車両の外はすでに鯉登少尉や月島軍曹はじめ第七師団の面々が馬で囲んでいる状況だった。

それでも敵だらけの汽車よりはと土方は杉元に、アシリパたちと逃げるよう促すが、杉元は権利書を守るにはここに残り敵を減らしたほうがよいと断る。
その行動を杉元はおせっかい、土方は武士道と呼ぶのだった。

汽車の先頭では運転手たちが後方から聞こえる音を不審に思い汽車を止めるかどうか話し合っていたが、二人とも汽車に乗り移っていた尾形により撃たれ、汽車を止める者はいなくなった。
月島軍曹は牛山と対峙、鯉登少尉も汽車に乗り込み、暴走する汽車は地獄へ向かって進む。

 

フラグラッシュその2

土方さーーーん!!!これはもしや…牛山だけでなく土方さんもフラグですか…?
武士道の心を持つ若者に出会いあとを託す、という展開が頭をチラつくのですがその絵が美しすぎて…あり得るかなと思ってしまう…。土方さんが杉元にあんなに優しくほほ笑むだなんて今までなかったことですし…。

杉元はもう金塊の分け前はどうでもよいのですね。だいぶ前からそんな感じでしたけど。
杉元が戦う理由はアシリパさんになるわけです。アシリパさんと権利書を守り、アシリパさんの願いを叶えてあげること。
ひとつ気になっているのですが杉元は「アシリパさんを戦いから遠ざける」というのも彼が戦う理由として持っていたと思うのですよね。そことの折り合いはどうつけていくのでしょう…?権利書があれば(第七師団に勝ったあとなら)戦う必要はない、とでも思っているのかしら。第七師団との戦いの終わりは新たな戦いの始まりに過ぎないと思うんですが…そのとき杉元はどこにいるつもりなんでしょう。

関係者が揃いぶみのとんでもない列車は本当に地獄行きですね。尾形まで乗り込んできただなんて。
尾形はわりと無関係な一般人を巻き込みがち。
そして何より牛山と月島軍曹…これはどちらかが死ぬフラグでしょうか…。さすがに月島軍曹相手にここまでの快進撃が続くのも難しそうなので決着ついてしまうのかな…いやだな…。金塊争奪戦メンバーはずっと仲良く追いかけっこしててくれたらいいのに…。

 

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第301話 第二陣

第七師団の兵士ばかりが乗った汽車に乗ってしまった杉元たち。敵陣ど真ん中に牛山が突っ込んでいった。兵士を次々と投げ飛ばし車両を進んでいく。

土方歳三も刀を抜き進もうとする一方で汽車を降りようとするアシリパと白石。しんがりだったためまだデッキにいる谷垣に、降りてくれと伝えるが、谷垣は背後から撃たれてしまう。
谷垣を撃ったのは鶴見中尉のようだった。鶴見中尉は撃たれた谷垣を蹴り落とし、車両への扉の窓から手を突っ込んでアシリパの矢筒を奪おうとする。それを阻止しようと鶴見中尉の発砲を浴びながら奮闘する杉元。

座席の下を進み前方の出口を目指すアシリパたちを、馬で汽車と並走する月島軍曹が追おうとするが、そこへ汽車の窓から兵士が投げ飛ばされてきた。
不敗の牛山が敵に囲まれながらも無傷で戦っていたのだ。

 

フラグラッシュ

お願いだからもうこれ以上谷垣を…アシリパさんを苦しめないで…
せっかく好きな女性と再会し子どもにも恵まれたというのにここで撃たれるだなんて…。
しかもフチのもとへ孫を帰すという約束のためであって、
要するにアシリパさんがいるから谷垣は戦場へ戻って来てしまったんですよね。
自分のせいで谷垣が命を落としたかもしれないという事実が更にアシリパさんの首を絞める…。

ここ函館ですでにアシリパさんは何度心を痛めたでしょうか。
都丹の死を目にしソフィアが散る様を目にし谷垣が撃たれるところを目にし…。
特にソフィアと谷垣については、アシリパさんを助けるために盾になったはずなので
自分の存在と彼らの死や負傷の事実の因果関係が直結してしまっているのですよね。

アシリパさんが権利書を持っていてこれを差し出せば争奪戦の表面上の決着がつくというこの局面で
「お前が権利書を持っている限り周囲の人間が傷ついていく」
ということを言いたいかのようにアシリパさんの周りの人間を葬っていく鶴見中尉…。
本当に死神ですねぇ…。

谷垣ニシパは生きているほうに賭けたいと思います。
だってここで死んでしまってはあんまりだから…。
それと牛山も…。
この華々しい見せ場は弁慶の仁王立ちのようでフラグ立ちまくりじゃないですか。
「不敗の牛山」だからそのフラグにだって負けないでほしいです。

この最終局面でバタバタと死亡フラグが立つこの感じこそゴールデンカムイなんですかねぇ…。

 

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第300話 再延長戦

鶴見中尉を乗せて馬を走らせる月島軍曹には権利書の在り処がわかっていた。アイヌの矢が捨てられていたのでアシリパが矢筒に入れているだろうと読んでいた。

五稜郭の外に並ぶ木々に潜む尾形は運に恵まれていた。いずれ五稜郭の外へ出る動きがあると踏んでいたがそれがまさしく張り込んでいた北口で起こり、しかも朝の光が東から差し込んで、ヴァシリの双眼鏡に反射していたのだ。
尾形は狙撃手の心理を読みヴァシリへ向け発砲したがそれによって位置を知られてしまい足を撃たれてしまう。しかしそれは尾形の弾が命中した証拠だった。ヴァシリが撃たれていないのならば足ではなくもっと致命傷となる場所を撃ってくるはずだから。

馬で逃げる杉元たちは汽車を目にし、函館駅行きのそれに飛び乗った。しかしそれは第七師団の兵士ばかりを乗せた特別な便だった…。

 

スナイパー対決の決着か

狙撃手対決の再延長戦はまたまたかっこよすぎた…
最初の樺太の林での戦いもかっこよかったし
北海道に戻ってからのもかっこよかったのに
まだかっこいいの記録更新するのか…

狙撃手対決は尾形に軍配が上がる決着ですかね。
足で済むはずがない、って、足を撃たれるのもけっこうやばいですけどね…

あとヴァシリは無事なのかな…
ひとまず撃ち返したはいいものの生命線である銃を落としてしまうほどの負傷。
あえて本人の姿が描かれていないあたり、
また土壇場で登場して尾形へ復讐をするという展開がありそうな気もしますが…
怪我をした様子以外でその人の安否を示すオシャレな演出でしょうか。
そうでないことを祈るばかり…。

月島軍曹は優秀すぎますねぇ…やっぱり見るべきところしっかり見ていますね…。
敵のナンバーツーってだいたい優秀すぎて困っちゃうくらいですものね。
鯉登少尉は部下が撃たれたことで尾形の存在に気付いていそうですけど
またこの「ボンボンが」の二人の対峙が見られるんでしょうか。
この二人の確執めいたものはまだ解消の兆しは特になかったと思うので
また顔を合わせることで過去の負の感情が出てきてグルグルする様子を見てみたいですねぇ。

 

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第299話 許し

白石の合図で土方一派も五稜郭から脱出を始める。夏太郎も生存していた。

谷垣は函館の街でほんの数分前に永倉に偶然会い、五稜郭にアシリパたちがいることを察し、フチに恩返しをするためインカラマッと子を置いて駆け付けたのだった。

鶴見中尉に撃たれたソフィアはまだ息があった。自分を見下ろす鶴見中尉に、ウイルク・キロランケと一緒に三人で写った写真を見せながらロシア語で謝罪するソフィア。そんなソフィアの長年の苦しみを受け止め彼女が罪に感じていることを許した鶴見中尉だが、直後にソフィアに発砲。その弾は全て写真の中のウイルクを射貫いていた。

ソフィアが完全に絶命する様子を見て慟哭するアシリパ。ソフィアの命を奪い脳から汁を垂らしながら叫ぶ鶴見中尉。
どちらも馬に乗り、片方は逃げ、片方はそれを追っていた。それを双眼鏡越しに眺める尾形。ここで尾形が動くであろうことはヴァシリも読んでいるはず。一体尾形は何に銃口を向けるのか――。

 

許しと復讐と

鶴見中尉、それはたぶん許してないって言うんだと思う…
そんなにあっさり許すはずがないからその次のページの展開もある程度は読めてたし
もうソフィアもおそらく助からないだろうからどのみち死んでいたかもしれないけど。

これではっきりしたのはウイルク憎し、という鶴見中尉の気持ち。
やはり妻子を奪われた復讐…というのが根底にあるということなんでしょうか。
戦死した仲間や日本国の発展のためという大義名分があったとしても本音は個人的なことなんでしょうね。

ウイルク以外の二人は許した、というようなことを言っているけど
キロランケはすでに樺太で死亡、ソフィアも五稜郭で散って。
けどウイルクはそれより前に網走で死んでしまっています。
もっとも撃ったのはキロランケと組んだ尾形だったから鶴見中尉にとっては想定外だったのかな。
もしかしたら三人とも仕留めるつもりでやってきたのかもしれないですが。
そして三人のうち鶴見中尉が直接手を下せたのはソフィアのみ。
キロランケは腹心の部下によるものだから鶴見中尉がやったと言えるかもしれません。
となると復讐のため手を下すということが果たせなかったのはウイルクだけで…
では何がウイルクへの復讐になるかといえば彼の目的を達成させないことなんですよね。
つまりはアシリパさんの邪魔をすること。
ここで金塊を手に入れる(他の人に渡さない)という目的は同じなんですが
その動機が、国や仲間のためか、個人的な復讐のためか、というのは大きな違いです。

これまでちらほら描かれているように鶴見中尉から鯉登少尉が離れていくような気配があるので、
そのうち鶴見中尉を突き動かしている本当の動機のほうが勝ってしまい
第七師団という組織にとって鶴見中尉のおこないや存在そのものがガンになってしまうんだろうなぁと思ってしまいます。
そうなったら鯉登少尉に始末されるのではなくて自ら死する道を選ぶような気がします。
その散りざまは敵役としてあまりに完成されて美しすぎる…ので見たい気持ちがいっぱいです。
死んでしまうのは残念なんですが生き残る未来が見えないのが鶴見中尉なので…。

筋書きの最後に自分の死すら織り込んでいそうな鶴見中尉に対して
なんだかんだ生き残ってしまうのが尾形だと思っています。
ずっとどこかに潜伏し機会を伺っている様子がだいぶ前から描かれているので、次回あるであろう尾形の活躍、とても楽しみです。

 

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第298話 ウイルクの娘

鶴見中尉に見つかったアシリパさんは逃げるべく走り出すが、瀕死の兵士に足を掴まれ転んでしまう。
そこへ現れる馬に乗った杉元。アシリパさんを乗せ、白石とも合流し、馬で五稜郭北口へ走る。

一方橋の上での永倉vs鯉登少尉は永倉が押し気味であったが、欄干の上の袋がずり落ち、その中にアシリパさんが権利書を携え入っていると思い込んだ鯉登少尉はそれを追いかけ橋から飛び降り、剣士どうしの対決は決着がつかぬうちに終わりを迎えた。

北口ではソフィアたちが戦っていた。脱出を促すがここに残り戦うことを選んだソフィア。杉元たちが去るときに、アシリパさんへソフィアはこう伝える。
あなたはウイルクの娘だけど未来はあなたが選んで。

やがて近付いてきた鶴見中尉に気付き銃口を向けるソフィアだが、長谷川さんの顔がちらつき引き金を引けない。そして撃つ前に鶴見中尉に撃たれてしまい、ソフィアは倒れた。

杉元たちも兵士に発砲され馬が倒れる。
橋の上から堀へ投げ出されそうになったアシリパさんを助けたのは谷垣だった。

 

ソフィアの伝えたかったこと

先週、「都丹が死んでいるのをアシリパさんが見つけたのはこの戦いがすべてアシリパさんを中心に起こっていることだと改めて思い知らせるため」と感想を書きましたが。
ソフィアはアシリパさんの心にまだあったであろう迷いを振り払ってくれたように思います。

アシリパさんはウイルクの娘だから金塊争奪戦の中心にいて、みんなの期待や思惑が彼女に向いている。
けれどこれからを生きるのはアシリパさん自身だから、この先どうするかは、「ウイルクの娘」ではなく「アシリパ」が決めてほしい。

ゲリラ部隊を率いていたソフィアはアシリパさんのことを複雑な気持ちで見ていたと思うんですよ。
単に、好きだった人の娘という恋愛感情面だけでなくて
自分や部下の命を懸けている理由にもなっている。
キロランケも彼女のために命を懸けた。
ウイルクと部下、そしてキロランケ。
愛する人々が彼女の周囲で次々と死んでいっているんですよねぇ。

だからアシリパさんに対して「こうしてほしい」という気持ちはあったはず。
なのに彼女はそういう出来事を越えて、アシリパさんの選択を応援することにした。
器の大きい人だなぁと思わざるを得ないです。
長谷川さんの妻子を思う償いの気持ちも多少あるかもしれませんが。

アシリパさんはまたつらいものを目にしてしまったけれど、
ソフィアの最期の言葉のように自分で未来を選択してほしいですね。

そして遅れてやって来た谷垣!
フチのところにアシリパさんを無事送り届けて
自分も妻子のところにちゃんと帰らないとね!!

 

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第297話 五稜郭脱出

第七師団の兵士が五稜郭北口に殺到し、第七師団とソフィアの手下たちは双方次々と命を落としていく。
激しい戦闘の最中に突如馬小屋が燃え上がり、それは白石の脱出の合図だった。
それを見た鯉登少尉は杉元一派が五稜郭を出るつもりと読み、南口へ走る。
伝令兵に扮した白石を見破った鯉登少尉は他の兵士と挟み込み白石を橋の上で足止めするが、そこに永倉新八が登場。
新撰組の剣豪と示現流の対決となる。

一方、アシリパさんは白石の担ぐ袋には入っていなかった。
権利書を持っているため水の中には入らないとの敵の読みの裏をかき、防水対策を徹底したうえで馬に乗った白石に縄を引かせ外堀の池を渡って脱出するつもりだったのだ。
しかしながら白石が鯉登少尉に見つかったためこの作戦は使えず、アシリパさんは単独での脱出を余儀なくされる。
白石が対岸に現れないことを不審に思い周囲を見渡していたアシリパさんは鶴見中尉に発見されてしまう。

 

永倉さんの最後のセリフ、おそらく自分たちが京で散々言われてきたことですね!
関東から来た芋侍。
対するはサツマイモの語源にもなっている薩摩の侍。
対峙する二人の侍という最高の見せ場ですが、かなり高度なギャグがお披露目されているように私には見えます。笑

今回わざわざ都丹をアシリパさんが見つかる描写を入れたのは、やはりアシリパさんを追い立てるためかなぁと思ってしまうのですよね。
金塊のため、延いてはアイヌのため、もっとわかりやすく言ってしまえばアシリパさんのためにみんな戦って来たわけで…
多くの人が犠牲になってきたのでもう後には退けない。鶴見中尉とも話し合いの余地はない。
みんなの希望を背負っている彼女はどんな心境なんでしょうか。
実際には全員自分の思惑で参戦していますし、死ぬにしてもおそらく納得してでしょうからアシリパさんに責任は一切ないのですが。
それでも彼女は父が始めたことだからと背負うと思うのですよね…。

アイヌというマイノリティが生き残るためにここまで多くの人が巻き込まれてきました。
民族の存続を賭けた戦いの結果がどうであれ多くの人が(形だけとはいえ)自分たちのための戦ってくれた、という事実が
アシリパさんはじめアイヌや少数民族の支えになればいいなぁ…と
最終話が近付くにつれそんな祈るような気持ちになってしまいます。

 

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第296話 武士道

網走監獄でのっぺら坊が土方歳三に刺青を施していた。
のっぺら坊は土方歳三本人だという確証がないとして土方にさえ金塊の隠し場所を教えなかった。
二人の共通の危機は、ロシア南下。
これを食い止めるため北海道を多民族の独立国家とするのが狙いだった。

土方歳三は日本の未来のために。
のっぺら坊はアイヌのために。
アイヌのため金塊を使いたいのっぺら坊は土方がその願いを叶えるよう動いてくれるか信頼していないが、
土方の語る日本にはアイヌも含まれる。
そして土方にはキムシプというアイヌに命を救われた恩義もあった。
それを聞いたのっぺら坊は「コチョウベアスコ」という娘に会えと土方に伝えた。
コチョウベアスコはアシリパの和名だった。

五稜郭では土方によって多くの第七師団兵士が倒されていた。
杉元も合流するが戦況は第七師団のほうに傾いており、鶴見中尉を急ぎ見つけ倒す必要があった。

権利書を持つアシリパは白石と二人で戦場の様子をうかがっていた。
三つの入り口のうち二つが陥落したため白石は逃亡を提案していた。

 

理想と欲望

ウイルクはポーランド系としてロシアと戦うつもり、という土方さんの問いかけにウイルクは何も答えていませんねぇ。
妻子のため北海道でアイヌとして戦うことを選んだように思われますがウイルクの思惑は本当にそれだけなんでしょうか?
土方さんの言う通りポーランド系として戦うという意図は本当にないんでしょうか…。
公言はしていないけれどその意図がまったくない、ということもないのかな。
ポーランド系としてロシアへ立ち向かうことはしないけれどアイヌとして立ち向かい第二の故郷は守るというところでしょうか。

今回のお話は土方さんのお話なんですが本当にかっこいいですよね。
武士道の語りも最高ですし戦闘シーンは言わずもがな。
杉元と対比した銃の構えが本当にかっこいい。
こういうシーンこそアニメでじっくり見せてほしいですね。

土方さんは新撰組として動乱の世を生きてきた背景があるから愛国心で今こうして戦っているというのも納得できるんですよね。
それに、永倉さんの言う「喧嘩がしたい」というのが、土方さんの人物像を信頼できる最強の侍にしてくれていると思います。
土方さんは「国の未来を明るいものにしたい」「喧嘩がしたい」という、動機の最も高いところ・理想と、低いところ・欲望をしっかり見せてくれているし、どちらも叶うのが金塊争奪戦なので参戦動機も納得できるんですねぇ。

それに対してウイルクは、理想のほうはわかりましたが、欲望のほうがいまひとつ掴めない。
娘のために…というのならまだわかりますが、それなら娘を戦わせる選択をするでしょうか…。
土方さんと違って本音にあたる欲望の部分がよく見えないので、彼の語る言葉が本当に真実なのか、私は疑ってかからなきゃいけないわけなんです。
さてウイルクは本当は何がしたかったんでしょうかねぇ。

 

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第295話 ふたり

二階堂と杉元は死闘を繰り広げていた。
失った肉体を補う部分に仕込んだ武器で立ち回る二階堂は杉元もろとも死ぬ覚悟で手投げ弾のピンを抜くが、杉元は間一髪のところで道連れを回避、二階堂は文字通り真っ二つになって散っていった。

函館湾では鯉登平二少将が沈没する軍艦に残っていることが近くにいた部下により判明。
一方の息子・鯉登少尉は、自分が誘拐されたときの場所にたどり着き、さらに月寒あんぱんを見て、あのときの誘拐事件の真意を悟る。

今の状況は親子ともども自らの選択の結果だが、今後この戦いが終わった際には部下たちを鶴見中尉から守る。
鯉登少尉はそう鶴見中尉に向かって宣言すると、鶴見中尉はそれを受け入れた。
そして月島軍曹に向かっては、もう私の味方はお前だけだと囁く。

 

地獄へ道連れ

鯉登少尉が非常にかっこいいですがそれを横目に月島軍曹は地獄へ一緒に行くコースが確定している様子。
狂言誘拐で父親も含めて騙されて金塊争奪戦に巻き込まれているというようにも受け取れるのに
そこは自分たちの選択したことだと受け止めているところが鯉登親子をまた魅力的に見せていますよね。
というよりもゴールデンカムイの登場人物はみんなそんな感じかな。前向き。
誰かのせいで人生が狂っても元凶を恨むのではなくて、前に進むために邪魔な存在を排除する、というベクトルのほうが圧倒的に強いのですよね、みんな。

ただそれでいくと二階堂は兄弟を奪った杉元を恨み、脚を奪った土方さんを恨み、でそんなに前を向いている感じはしないのですが…
彼は彼でこの終わり方でよかったんではないでしょうか。
最後にお互いに会えたわけですし…なんかすごい終わり方でしたけど…。
(これアニメで表現できるのかなーとちょっと心配…)

鯉登パパは軍艦と共に沈んでいったのでしょうか…。
鯉登少尉は艦砲射撃が止んだことで父の最期を察したのではないかと思うのですよね。
そこでさらに誘拐事件の真相にたどり着いてしまい、寄る辺を完璧になくし激しく揺さぶられたと思います。
でもそこで部下たちを守ると言えるくらいには、鶴見中尉も言っているように、立派に成長したのですねぇ。

鶴見中尉がすんなり鯉登少尉と対立する未来を受け入れているのが少し不気味ですが
そんなほんの少しの不気味さは月島軍曹への語りかけでかき消されてしまいますね。
暗がりからお前だけだと話す様はまさしく死神ですね…。
地獄へ道連れにできるんでしょうか。
月島軍曹が実際のところ最後の最後まで鶴見中尉についていくかどうかはちょっとあやしい。
目の前の鯉登少尉が成長していますからねぇ。

今さらだけど今回のサブタイトル、二階堂兄弟の「ふたり」と、鶴見中尉と月島軍曹の「ふたり」、あと杉元と二階堂の「ふたり」にかかっているのかなーと勝手に想像。
二階堂兄弟は双子でまた会えたねという良い意味の「ふたり」だけれど
あと二つの「ふたり」は仲良く地獄へ行く二人組…。
二階堂は杉元を連れていくのを失敗したけれど鶴見中尉は月島軍曹を連れていくのかな。
もちろん二階堂のように力ずくではなく外堀を埋めて行ってその道しか残っていない…という手口ですけど
その地獄行きの様子は見てみたいような月島軍曹には生き残ってほしいような…。

 

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第294話 静寂

土方歳三をかばい被弾した都丹。
手投げ弾から身を守るために飛び込んだ穴で土方歳三と都丹は最後の言葉を交わす。

橋を守るためその場に留まることを決めた都丹は銃撃と手投げ弾の爆発音に苛まれていたが、ふと気づくと静寂が訪れていた。

第七師団は南口に続き東口も制圧。
残る北口に兵を向かわせ、鶴見中尉と鯉登少尉・月島軍曹の三人は権利書の確保へ向かうが、捜索のため入った建物は鯉登少尉の記憶にあるものだった。

二階堂は杉元を探し、ついに発見。
他の兵士と戦っていた杉元の横っ面に蹴りを入れると、義足の底の隠し散弾銃が炸裂し、杉元の顔を貫いた。

 

静けさ

サブタイトルがもう…。
都丹にとって爆音はこれまで銃を手に戦って来たのでそう馴染みのないものでもないと思うのですが
死期が近付いたとあってはうるさく感じたのでしょうね…。
そしてあるとき急に静けさに包まれて、音からも戦いからも解放されて…。

めちゃくちゃ好みのすごくいい終わりの迎え方だったので良かったです。
最後に土方さんを守れて本人も納得しているでしょう…。
もちろんできれば生き残ってほしかったけどこうして戦いの中で命を使い果たすのが彼にとっては一番よかった気がします。

鯉登くんは何やら不穏な気配ですね。
この建物が出てきてから何か鶴見中尉と鯉登少尉の関係性に変化がまたあるのでは?と思っていましたが
この最終局面の死地真っただ中にやるんですねぇ。
地獄で地獄を見せる、野田先生の地獄攻めですね。

 

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ネタバレ含むうえに一ファン個人の想像・妄想・曲解だらけなので苦手な方は気を付けてください。
小難しい考察はしない・できないので、気楽に読んでくれたら嬉しい。

第293話 侵入者

稜堡の一角を突破され五稜郭の中に第七師団の兵士が突入してきた。
杉元やソフィアの手下たちが戦う。
アシリパさんと白石は逃げることも視野に入れ権利書を守ることを第一に行動するつもりだ。
キロランケの思いを無駄にしないためにも。

函館の街では市民たちが、ロシアが攻めてきたと騒いでいた。
日本の軍艦が撃沈されたからなのだが撃沈した門倉たちは函館山でかろうじて生き残っていた。
門倉・キラウシ・マンスールを置いて永倉新八は馬にまたがり、土方歳三に助太刀するために五稜郭へ向かった。

五稜郭では堀に飛び込み射撃を逃れた二階堂が単独で中まで入り込んでいた。
遠目に土方歳三らを見つけ手投げ弾を投げつける。
その爆炎の影から出てきた土方歳三を見て、脚を切られた恨みのある二階堂は「土方歳三」と声に出す。
独り言のようなその声も都丹の耳は取りこぼさなかった。
二階堂が土方歳三目掛けて撃った弾は、咄嗟に土方歳三を突き飛ばした都丹の腹に命中した。

 

轟音あふれる闇の中で

何度か言っているのですが都丹はお気に入りのキャラクターなんですよ。
その彼が撃たれた…だと…

これまでも、これは死ぬだろう…という負傷をしてもしぶとく生き残ってきた都丹ですが、今回はちょっと厳しい気がしています。
土方さんをかばうところの演出が劇的すぎるので死亡フラグかなぁと…。
二階堂の小さな声すら拾って咄嗟の判断で土方さんを突き飛ばす。
耳の能力で生き残ってきた都丹にしかできない守り方です。

また本誌のアオリが泣けますよね…
「闇と爆音の中でも貴方の名が聴こえた。」って。
このアオリコメントはそのときのお話のテイストに合わせてふざけている場合も多いのですが、これは非常に優秀で、切ない。
爆音と怒号が飛び交う戦場で都丹は耳だけを頼りに生き抜いてきたという事実と
土方さんへの恩義から彼についていくという信念…
都丹というキャラクターを凝縮したかのようなコメントだと思います。
メタ的なことを言うとこんなコメントがついているからこそより死亡フラグだなと思ってしまうのですがね…。

 

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