気持ちよく働きたい!
今日は、お仕事をするうえで感じている、「やりづらい」ことについて書きたいと思います。
他人の機嫌が気になる
HSP(Highly Sensitive Person)をご存知でしょうか?
少し前にネット上で話題になっていたので聞いたことある方も多いかもしれませんね。
その言葉の示すものを知って、「私、これだ!」となった方、いるのではないでしょうか?特にこんなブログを読んでいる方、かなり高確率で当てはまるのでは?
詳しい説明は専門的な勉強や経験をされた方による本などにお任せするとして、私の実体験に基づいたお話をします。
私も初めてHSPを知ったとき、これだ!と思いました。
特に共感を覚えたのが、「他人の機嫌を伺ってしまう・影響されてしまう」というところ。
例えば職場で機嫌の悪い人がいるとします。
「機嫌を伺ってしまう」というのは、それを聞いてすぐに連想されるであろう、胡麻をすったりするような、太鼓持ちのような人の言動ではないんです。
他人の機嫌が気になって仕方ない。誰かが不機嫌だと落ち着かない。どうにかしなければ!と思ってしまう…
私が、職場で機嫌の悪い人がいるときに思っているのは、こういうことです。
例えば、最近実際にあったのですが、職場の同僚が一人、仕事が忙しすぎてイライラしていました。
横から感じる不機嫌オーラにすっかりペースを乱され、今どういう機嫌かな?お菓子でも渡して一息ついてもらったほうがいいかな?何か私にできることは?などと考えていました。
次第に、なんでイライラしてるんだろう?イライラする前に解決方法はなかったの?そんなイライラオーラを出されたら集中できないよ!と、相手を責める気持ちまで芽生える始末。
相手の機嫌が気になりすぎて自分のペースで仕事ができないんです。
HSPらしい他のこと
もともと細かいマナーなどを気にして大局を見失いがちな人間でした。メールの言葉遣いに悩んでメール送信が遅くなり、送信先の人が私からのメールを必要としていたタイミングを逃してしまったりとか。人に質問するときもタイミングを伺いすぎて、一つの仕事にすごく時間をかけてしまったりとか。
年を取ってきたのでそれなりの図太さも兼ね備えてきましたが、それでもまだ相手を不快にさせないようにしよう、という気持ちは大きいです。
本当は、不快にさせないように、じゃなくて、役に立てるように、という心持でいられれば、もっと楽なんだろうし、成果も出せると思うんですけどね…。
ただ、HSPは性質=物事への反応の仕方なので、理想の方向へ矯正するのは難しいと思います。できるならとっくにこんな面倒な性格じゃなくなってます。
うまく付き合っていくしかないんだろうなと思います…。
心がけたいこと
HSPの自分と付き合うにあたり、仕事上で気を付けたいことがあります。
それは、できるだけ誰かと協力するよう仕事を進めること。
先に述べたように、細かいところに気が行ってしまうと気になって仕方なくなるので、適度に全体を俯瞰できるパートナーがいたほうが圧倒的にやりやすい。
反対に、パートナーが気付いていないような細かいところを私がサポートしたりとか。
また、HSP気質な者どうしでも、他人がいることで状況を客観的にとらえられることもあると思うので、できるだけ人に相談したりして、一人で仕事を進めないように心がけています。
でも、こういうのは、HSPじゃなくても基本かな?
どうせ働くなら明るく
私がHSPだから、というのが大きいと思うのですが。
一部の天才を除いて、我々凡人は、一緒に働きたいと思える人間であるべきだ、と思っています。
天才は、一人でバリバリ進められて、周りもそれを助けてくれるかもしれません。
でも、その才能のない凡人は、凡人たちで協力し合って物事を進めるしかない。
協力するには、気軽に相談できる空気や、話しかけやすい雰囲気などが大事ですよね。
なので職場では、にこやかに過ごせるよう気を付けています。
もちろん、にこやか以前に、社会のルールやマナーを守ること・しっかり成果を出していくことが当然ですけど…。
よく、職場では一日8時間を過ごすので、自宅に次いで長くいることになる、という趣旨のことを聞きますよね。
だから、どうせ長くいるのなら、不機嫌でいるよりご機嫌でいるほうがいい。私はそう思います。
ただご機嫌でいるのって難しい!私もついイライラしてしまうときはあるので、ちょっとトイレに立ったり甘いものを口にしたりストレッチしたりと、気分転換ならぬ機嫌転換する術の開発に日々勤しんでいます。
セルフご機嫌取りは社会人の必須スキルじゃないかなと思います。