ゴールデンカムイ第303話感想

こんにちは、うたげです。

ゴールデンカムイ最新話の感想です。
ネタバレ含むうえに一ファン個人の想像・妄想・曲解だらけなので苦手な方は気を付けてください。
小難しい考察はしない・できないので、気楽に読んでくれたら嬉しい。

第303話 暴走列車

函館駅へ向かう列車は杉元一行と第七師団、尾形も乗せて進み続ける。前を横切った鹿の群れのうち一頭をはねても止まらない。
尾形は先頭車両で運転手らを始末し、3両目では牛山と月島軍曹が対峙。4両目の車内にはアシリパ・白石・杉元・土方、車体上には鶴見中尉がいた。

鯉登少尉は馬で追いつき5両目から乗り込んだが車両を進み4両目にいる土方と邂逅。元新撰組と薩摩隼人の剣豪対決が幕を開ける。
座席の下を腹這い進むアシリパと白石は、今は降りても周囲に何もなく危険と判断し、終点の函館駅から街中へ紛れ込もうと話す。鶴見中尉がアシリパの矢筒を狙っているのは間違いない。なんとしても死守せねばならなかった。
杉元は兵士を蹴散らしながら前方車両へと進みついに牛山のいる3両目に到達。牛山と月島軍曹の対決は月島軍曹が派手に投げられていた。「敗けんなよ」「また金塊を拝もうぜ」すれ違いざまに杉元と牛山が言葉を交わす。

杉元から離れまいとする白石とアシリパは4両目から3両目へ移動しようと連結部に出る。そこを頭上から狙う鶴見中尉。しかし鶴見中尉の背後から尾形が声をかける。そして列車の先頭にしがみつくクマの手――地獄行きの暴走列車にまた新たな乗客なのだろうか?

 

敗けんなよ

杉元のこのセリフ!バリバリのフラグを立てていそうで本当にこわいです…。
それに対して「生き残ってまた…」と返すのもフラグでしかない。

月島軍曹と牛山の対決はここでお開きと見せかけておいて
あとで月島軍曹が背後から牛山を撃つやつでしょう?これ…
今までは仲間の兵士が大勢いたから発砲は控えていたでしょうけど
牛山や杉元があらかた蹴散らしてくれたから撃ちやすくなってるはずですもんね。
自分のおこないが自分の死を招くやつ…不敗の牛山の最期はこれになってしまうんでしょうか…。

牛山には家永と仲良く末永く一緒にいてほしかったので
すでに家永が亡くなりそれが叶わなくなりましたが
それならせめて牛山には生き残ってもらい「女ァ!!」と叫びつつ
なんだかんだ永倉さんたちと一緒にいる……という未来を見せてほしかった…。
いやまだ死ぬって決まったわけではないんですがね?
フラグが立ちすぎててもう”そういう結末”を予想してショックに備えておかないと
次週以降が読めないんですよね…。

フラグ立ちまくりでつらい展開ですが
牛山がこの場面でも誰よりも強く不敗だということを誇るのはかっこいいですね。
彼は思いのままに生きて戦っているのだなということが非常によくわかります。
そこには相手を蹴散らすことへの迷いや後悔は微塵もなくて
そういうところが牛山を見ていて気持ちいい理由かなと思います。
清々しいキャラクターだからこそもっともっと彼の人生を眺めていたいのですがね…
こればっかりは野田カムイの手に委ねるしかありません…。

さて鶴見中尉と尾形の直接対決は果たしてどうなるのでしょう。
鶴見中尉にたらし込まれずどの陣営からも離れ真意が読めず、
一人で争奪戦をひたすら引っ掻き回している尾形。
今さら鶴見中尉に向かって何を語るのでしょうか。

 

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