ゴールデンカムイ第299話感想

こんにちは、うたげです。

ゴールデンカムイ最新話の感想です。
ネタバレ含むうえに一ファン個人の想像・妄想・曲解だらけなので苦手な方は気を付けてください。
小難しい考察はしない・できないので、気楽に読んでくれたら嬉しい。

第299話 許し

白石の合図で土方一派も五稜郭から脱出を始める。夏太郎も生存していた。

谷垣は函館の街でほんの数分前に永倉に偶然会い、五稜郭にアシリパたちがいることを察し、フチに恩返しをするためインカラマッと子を置いて駆け付けたのだった。

鶴見中尉に撃たれたソフィアはまだ息があった。自分を見下ろす鶴見中尉に、ウイルク・キロランケと一緒に三人で写った写真を見せながらロシア語で謝罪するソフィア。そんなソフィアの長年の苦しみを受け止め彼女が罪に感じていることを許した鶴見中尉だが、直後にソフィアに発砲。その弾は全て写真の中のウイルクを射貫いていた。

ソフィアが完全に絶命する様子を見て慟哭するアシリパ。ソフィアの命を奪い脳から汁を垂らしながら叫ぶ鶴見中尉。
どちらも馬に乗り、片方は逃げ、片方はそれを追っていた。それを双眼鏡越しに眺める尾形。ここで尾形が動くであろうことはヴァシリも読んでいるはず。一体尾形は何に銃口を向けるのか――。

 

許しと復讐と

鶴見中尉、それはたぶん許してないって言うんだと思う…
そんなにあっさり許すはずがないからその次のページの展開もある程度は読めてたし
もうソフィアもおそらく助からないだろうからどのみち死んでいたかもしれないけど。

これではっきりしたのはウイルク憎し、という鶴見中尉の気持ち。
やはり妻子を奪われた復讐…というのが根底にあるということなんでしょうか。
戦死した仲間や日本国の発展のためという大義名分があったとしても本音は個人的なことなんでしょうね。

ウイルク以外の二人は許した、というようなことを言っているけど
キロランケはすでに樺太で死亡、ソフィアも五稜郭で散って。
けどウイルクはそれより前に網走で死んでしまっています。
もっとも撃ったのはキロランケと組んだ尾形だったから鶴見中尉にとっては想定外だったのかな。
もしかしたら三人とも仕留めるつもりでやってきたのかもしれないですが。
そして三人のうち鶴見中尉が直接手を下せたのはソフィアのみ。
キロランケは腹心の部下によるものだから鶴見中尉がやったと言えるかもしれません。
となると復讐のため手を下すということが果たせなかったのはウイルクだけで…
では何がウイルクへの復讐になるかといえば彼の目的を達成させないことなんですよね。
つまりはアシリパさんの邪魔をすること。
ここで金塊を手に入れる(他の人に渡さない)という目的は同じなんですが
その動機が、国や仲間のためか、個人的な復讐のためか、というのは大きな違いです。

これまでちらほら描かれているように鶴見中尉から鯉登少尉が離れていくような気配があるので、
そのうち鶴見中尉を突き動かしている本当の動機のほうが勝ってしまい
第七師団という組織にとって鶴見中尉のおこないや存在そのものがガンになってしまうんだろうなぁと思ってしまいます。
そうなったら鯉登少尉に始末されるのではなくて自ら死する道を選ぶような気がします。
その散りざまは敵役としてあまりに完成されて美しすぎる…ので見たい気持ちがいっぱいです。
死んでしまうのは残念なんですが生き残る未来が見えないのが鶴見中尉なので…。

筋書きの最後に自分の死すら織り込んでいそうな鶴見中尉に対して
なんだかんだ生き残ってしまうのが尾形だと思っています。
ずっとどこかに潜伏し機会を伺っている様子がだいぶ前から描かれているので、次回あるであろう尾形の活躍、とても楽しみです。

 

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