ゴールデンカムイ第292話感想

こんにちは、うたげです。

ゴールデンカムイ最新話の感想です。
ネタバレ含むうえに一ファン個人の想像・妄想・曲解だらけなので苦手な方は気を付けてください。
小難しい考察はしない・できないので、気楽に読んでくれたら嬉しい。

第292話 函館湾海戦

門倉・キラウシ・マンスールによる函館山からの回天丸主砲による攻撃で艦砲射撃が止み、ソフィア率いるゲリラ部隊が勢いを盛り返していた。
沖合では4番艦「朧」も中破となり鯉登少尉父の乗る「電」のみが残り、砲台を函館山へ向ける。

函館山の門倉たちも無事ではなかった。
キラウシは頭部を負傷したマンスールを奮い立たせ反撃に出た。
その脳裏には、五稜郭に隠されていた権利書を目にしたときの、希望の光ある光景が思い浮かべられていた。

函館山の回天丸と「電」の砲撃合戦は双方とも戦闘継続不可となり終わった。
回天丸主砲は被弾しキラウシたちは吹き飛ばされる。
「電」も被弾し、渦を巻き起こしながら船首を海の底へと向けていた。
沈みゆく艦に乗る鯉登平二少将は息子を思う。

やがて第七師団が稜堡の片翼を制圧。
兵士が次々に五稜郭の中に進軍してきた。

一方でいずこかに身をひそめる尾形は、権利書を持っているのはアシリパと確信していた。
この戦場でも、一度撃てばヴァシリが居場所を特定するだろうことも。

 

彼もまたアイヌだった

キラウシって門倉とのコンビ役であまり焦点当たらないキャラクターかなぁと思ってたんですが、彼もちゃんとアイヌの人間だったんですね。
アイヌとして生きてきたから、アイヌがアイヌとして生き続ける道が見えたときに喜びの表情を浮かべたのですね。

登場人物全員にしっかりバックボーンがあってそれが作中の出来事にしっかり関わってくるところが好きです。

尾形はどこにいるかわかりませんがアシリパさんが持っているって見透かしているあたりわかってますよね。
鶴見中尉でさえアシリパさんか杉元か土方さんってところまでしか絞り込んでいないのに。
権利書について言及しているってことは尾形も権利書がほしいんでしょうか?
結局中央の指示で動いているから権利書を手に入れて破棄することが目的なんでしょうか。
その途中でアシリパさんに罪悪感なんかを植え付けられればいいなぁとか思ってるんでしょうか…だとしたら厄介な人だな…。

鯉登パパはこのまま沈んでしまうのかな…。
大きい船が沈むときって渦が発生するので海に飛び込んでも助からないらしいですね。
救命胴衣をつけて脱出ボートに乗ってできるだけ離れるのがいいらしいですけどこのサイズの船がすでに半分くらい沈んでいるとなると手漕ぎのボートなんぞでは離れられなさそう…。
船と運命を共にする覚悟で戦地に赴くなんて海軍の方々は本当に…現代日本に生きる私では想像も及ばないです。

 

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