ゴールデンカムイ第272話感想

こんにちは、うたげです。

ゴールデンカムイ最新話の感想です。
ネタバレ含むうえに一ファン個人の想像・妄想・曲解だらけなので苦手な方は気を付けてください。
小難しい考察はしない・できないので、気楽に読んでくれたら嬉しい。

第272話 イポプテ

菊田と有古のかつて。塹壕から息も絶え絶え見上げた夜空の月。生存確認のために何か話せと言われた有古は、父親とマキリの話をする。
有古はアイヌとして生まれたが、アイヌであることを疎ましく感じていた。アイヌとからかわれれば喧嘩を売り、和人であろうと分け隔てなく手を貸した。アイヌを誇りと思うアイヌもいる一方で、有古のようにアイヌであることを面倒に思うアイヌもいるのだ。しかし有古がアイヌに生まれたことは変わりなく、父親シロマクル――金塊を求めたアイヌ7人のうちの一人でもある――は代々伝わる文様のマキリを息子へ教えたがっていた。有古力松のためにシロマクルはマキリを作り始めたが完成しないまま仲間割れによって死亡。シロマクル自身のマキリも行方不明になり有古は代々の文様のマキリ作りを学ぶ機会を失ってしまった。
その話を聞いた菊田は生存確認のための話だったにもかかわらず相槌を忘れていた。できなかったのだろう。シロマクルの死の真相を知る菊田は、相槌を打てなくてすまない、という流れで、有古の肩に手を置き、「すまん」と明らかに別のことで謝罪の言葉を述べる。

そして有古は今、鶴見中尉のいる教会の中の部屋に入っていた。アシリパさんから「ホロケウオシコニ」と聞いた鶴見中尉は刺青を広げ書かれている漢字に目を走らせている。そこへ、土方一派の居場所を伝えに来たと有古が声をかけ注意を引きつつ――手元では後ろ手に縛られたアシリパさんの縄をマキリで切ろうとするが、それを見破っていた鶴見中尉は、お前の選択はそれでいいのだな?と問いかける。

その問いかけで悟った有古は拳銃を鶴見中尉に向け、アシリパさんたちへ逃げるよう促す。ずっと部屋の中の様子を伺っていた月島軍曹と鯉登少尉も扉を蹴破って突入してきた。ソフィアが教会の長椅子を怪力で持ち上げ投げつけた隙に、アシリパさん・ソフィア・有古は教会の外へ。銃声を聞きつけた菊田も教会のほうへ急ぐ。
教会の外では待機していた杉元が宣伝車を走らせ、有古のアシストもありアシリパさんは無事に車に飛び乗った。ソフィアも車に乗り込み、あとは有古だったが――月島軍曹の撃った弾丸が有古の脚に命中。動けなくなった有古は月島軍曹たちへ応戦しながら、「アシリパ行け」と叫びアシリパさんを逃がしたのだった。

宣伝車が教会から離れる際に菊田が宣伝車の窓から杉元の顔を確認した。杉元も菊田の顔をはっきり見た。お互いに「ノラ坊」「菊田さん」と呼び合う仲だった二人だが今は敵同士。
それに、宣伝車が走ってきた方向を見れば有古が倒れている。なぜ有古がこんなところにいるのか――有古が菊田のその質問に答える前に、月島軍曹によって有古にとどめが刺された。その現場を間近で見ていた菊田と、離れゆく宣伝車から目撃したアシリパさん。

また一人、ゴールデンカムイのもたらした災厄によって命を落とした。だが直接的に命を奪った当の月島軍曹本人は、鶴見中尉の目的を本人の口から聞けて疑問が解消したのか、実に晴れ晴れとした表情で宣伝車を追って行った。

 

未来を真剣に考える

有古…アイヌの未来をアシリパさんに託して逝ってしまうとは…。
自分の境遇を疎ましく思っていたところにアシリパさんのようにそれを誇りに思って真剣に自分たちの未来を考えている人がいたら、肩入れしたくなるよね。アシリパさんのためになれるのだったらきっと後悔はないよね…。
託されたアシリパさんの重荷はまた増えることになるけど今は有古の冥福を祈りたい。あっちで父親とマキリ作っていておくれ。

鶴見中尉が言う通り、アシリパさんが大切に思う人たちがどんどん死んでしまって悲しいなぁ…。
月島軍曹は息を吹き返したようにイキイキした目をしてるけど…。

菊田はとてもいい人だと思う。父親の死にかかわったからといって有古に対してかなり思い入れがあるようだし、杉元のことも今のところ殺せていないし。その情に厚いであろう部分が鶴見中尉に利用されないといいのだけど…中央のスパイだし…。
中央といえば尾形もそろそろ出てくるかしらね?

 

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