ゴールデンカムイ第261話感想

こんにちは、うたげです。

ゴールデンカムイ最新話の感想です。
ネタバレ含むうえに一ファン個人の想像・妄想・曲解だらけなので苦手な方は気を付けてください。
小難しい考察はしない・できないので、気楽に読んでくれたら嬉しい。

第261話 消防組

札幌麦酒工場の消火のため消防団が駆け付けていた。
尾形とすれ違いそのままにした菊田特務曹長は鶴見中尉はじめ第七師団の面々が集まる場所へ戻ってきた。アシリパさん護送を最優先に撤収する指示と、宇佐美を狙撃した犯人に警戒するよう注意とを出す鶴見中尉。
その狙撃者・尾形は、ヴァシリに警戒していた。ヴァシリは煙の少ない工場の風上に陣取るはずだと読む。

ヴァシリは、露西亜国境で自分を撃ったのが尾形という人間だと杉元に教わっていた。そしてヴァシリも尾形の行動を読む。尾形ならばヴァシリが風上に位置を取ると考えるだろう、ヴァシリの側面を取るため風下から煙に紛れ動くはずだ…と。

杉元と海賊はやはり戦うことになった。海賊の髪の毛や長身を活かした攻撃を受けながらも杉元が押し、銃口を海賊へ向けたとき。海賊は降参した。それでも撃とうとする杉元だが間一髪白石が銃口をそらし、今海賊を殺したらアシリパさんの行方がわからなくなると杉元を説得する。
海賊が降参した理由は、やはりアシリパさんを第七師団に奪われたからだ。海賊が確保した刺青と杉元が持っている刺青を合わせ土方さんたち抜きで暗号を解こうと杉元に持ち掛ける。
しかしいきなり殴りかかられた記憶の新しい杉元はそう簡単には折れない。アシリパさんを連れ去ろうとすればヴァシリが反応するはずなのだ。工場からは出られないはずの第七師団を探しに杉元は海賊を放って工場内をアシリパさんを探し歩き始める。
すると杉元は猿ぐつわをされ手を縛られている男を見つけた。兵士である様子もないその男の猿ぐつわを外し、事情を聞くと――彼らは薄野地区の消防組だった。第七師団は消防組の消防服と馬車ごと蒸気ポンプを奪い、それらを身にまとって変装して工場から出ていったのだった。
追いかけるための足を探す杉元に海賊が声をかけた。サッポロビールの宣伝販売者が工場内にあったのだ。海賊が運転する宣伝車と、ポンプ車に乗る第七師団の追いかけっこが開幕する。

 

狙撃手戦、再び

尾形と頭巾ちゃんの読み合い、また始まりましたね!
アニメでもつい何話か前に、尾形とヴァシリの初戦をやったばかりなので、嬉しい展開。あの国境での狙撃手戦は、今まで読んだ漫画の中でも五本の指に入るほどに好きなんですよ…かっこいい…

中央からのスパイで、つまりは第七師団にとっては裏切り者である菊田に、間違いとはいえ銃口が向けられるというのは、十分に恣意的な演出で、こう、今後の展開に期待がこもりますね…鶴見中尉は菊田をどうとらえているのかな…

来週からカーチェイスになりそうでマッドマックス的絵面を希望です。

 

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