ゴールデンカムイ第223話感想

こんばんは、うたげです。
ゴールデンカムイ最新話の感想です。
ネタバレを含みますので未読の方・コミックス派の方は気をつけてくださいね。

また、以下は私の所感です。
一ファン個人の想像・妄想・曲解を多分に含んでいますので、そういうものとしてお読み頂ければ幸いです。

 

第223話 元気になる

鯉登少尉が傷を癒している北海道のどこかの軍病院。発明好きの有坂閣下がもたらした、彼の友人の薬学者・長井の開発したメタンフェタミンという薬のおかげで、二階堂はすっかり元気になり、廊下を走り回っていました。
軍病院には家永が医師として留まっていました。家永の刺青は鶴見中尉も土方さんも写しを持っているため金塊争奪戦でもはや家永が刺青の囚人として命を狙われることはありません。そのため家永は若い患者の血が目当てで逃げずに自発的に鶴見中尉の下で治療をおこなっているのでした。

一方の土方陣営では、家永が鶴見中尉の下にいるということが問題になっていました。家永はかつて土方陣営と共に網走監獄まで旅をしたため、家永が情報を提供すれば今の土方陣営の滞在先が鶴見中尉に知られている可能性が高いのです。網走監獄までの怒涛の旅は目まぐるしく、ひとところに長くいたわけではありません。それでも永倉門倉のように安穏と構えていてはいけないのが鶴見中尉です。尾形は、鶴見中尉は全ての滞在先を当たり自分たちを見つけに来るだろうと言います。それに土方さんも同意。鶴見中尉には用心しすぎることはない、ということで滞在先を家から寺へ移すことになります。

寺へと引っ越す中、尾形は一人食料の調達のため鳥撃ちに出ます。水辺を飛ぶマガモを狙い発砲しますが、弾は空中を飛ぶのみでした。寺へ戻った尾形が手にしていたのはマガモではなくオオハクチョウ。冬場のオオハクチョウは肥えていて飛べず、鉄砲を使わずとも捕獲が可能です。
アイヌでは「白鳥を食べると将来白髪になる」と言われており、キラウシは子どもの頃ハクチョウ=レタッチリを食べさせてもらえませんでした。白髪になりたくないと土方・永倉の大人組以外は食べようとしませんが、ぶつ切りにして鍋で炊いたレタッチリを二人は実に美味しそうに食べます。誰でも老い死ぬのだから今美味しいものを楽しむものだと土方さんは語り、それに対し尾形は鼻で笑うように返すのでした。

レタッチリの調理前、尾形がオオハクチョウを持ち帰ったとき。有古と尾形は土方陣営で初めて顔を合わせます。尾形の姿を見て驚く有古に対し、尾形は落ち着いた様子ですが、まさか有古が裏切るとはと意外そうなことを言います。

また、次の囚人のヒントが門倉の口から土方さん永倉さんへ語られました。網走監獄再建のため樺戸監獄から囚人を移送中、何者かの待ち伏せにより数名が脱走。脱走したのは海賊房太郎の側近たちでした。海賊は網走脱獄囚24人の一人です。海賊房太郎を仕留め土方陣営は鶴見中尉より先に新たな刺青人皮を手に入れることができるのでしょうか。

 

ハクチョウは水面下で…という俗説

尾形はもう狙撃ができないのでしょうね…。撃てど当たらない。オオハクチョウも、キラウシが手でも捕まえられると言っているから、マガモを打ち落とせず仕方なく仕留めた獲物かなと思います。外した描写は一発だけなのでミスリードな気もしないではないですし、訓練してまた精度を上げてきそうな気もしますけどね。尾形って努力していることを一切におわせなさそうだし、かつてできていたことができないという一面を見せるのも嫌がりそうですし。土方陣営で狩りをしながらリハビリするのかしら。

それにしてもオオハクチョウって大きいな!水鳥だから羽が多そうだけど大の大人がこんなにいてもまかなえるほどの量があるとは…。
あと寺で修学旅行みたいにお布団並べて寝てるの可愛すぎません?すっかり打ち解けた感じ出てるし。尾形も有古の隣にちゃっかり寝てるの本当に可愛い。コマ構成の都合かなとも思いますが布団の真ん中よりも有古側に寄ってるの可愛いですねほんと…人と馴れ合わないわりに置いてかれるのは嫌いそうで、猫ちゃんだ本当に。
土方さん永倉さんの歴戦の志士たちがいるおかげで世間一般ではとうにオッサンと呼ばれる年齢である門倉たちも少年みたいに見えてくるので、年齢構成や関係性って大切ですね!尾形もこの安定感あるメンバーの中では猫ちゃんとして振る舞えていますし。樺太のメンバーでは猫ちゃんになれる関係ではなかったんですよね、たぶん。

さて尾形は、有古との再会や土方さんの死生観から、何を思ったのでしょう。
有古が二重スパイだと気付くのは尾形のような気がします。観察眼すごそうだし鶴見中尉の下にいたからどの情報を二重スパイのために持ち込まされたなどもわかりそう。
尾形はどんな死生観を持っているのかな。私は土方さんの語る、今を生きるということに共感を覚えますが、尾形の「はッ」は共感にも反発にも受け取れますね。
土方さんと尾形といえば、土方さんは尾形が狙撃手としての機能を失っていることに気付いているのではないかなとも少し思いました。「尾形が正しい」、これは鶴見中尉の下にいた人間としての価値があると認めているということかなと。狙撃手としての座をなくしても戦略担当として居場所がきちんとあるのだと伝えているように受け取りました。狙撃手が片目をなくすってそもそも痛手ですからね。マガモ狩りの様子を誰にも見せず一人で行っているあたりからも、やはり尾形はもう撃っても当てられないんじゃないかな…。この段の冒頭で述べたことと変わっていますが、尾形はジョブチェンジを余儀なくされ、チェンジしたあとのレベルが低い状態でも構わない役に立つさと土方さんが言っているのだと思います。

 

 

 

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