大腸検査覚書①

今度、子宮がん検診を受けます。
自治体が成人女性に2年に1度送ってくれるものですね。

検査といえば、大腸検査をすでに2回しているので、そのときのことを書きます。
肉体的苦痛を伴う思い出ゆえに詳細に覚えているので、長くなりそうな予感。
ということで2回に分けます!

 

きっかけは出口から

腸に不安があります!という方はほぼいないのではないでしょうか?特に私と同年代だと。
自信を持って健康とまでは言えなくても、不安があるとはっきり言える方も少ないと思います。
なにせ体内のことですし、飲み食いは毎日のことなので、お腹が痛くなったときくらいしか内臓の存在を認識しないですよね。

私もそう思っていました。まぁ毎日ご飯食べられているし大丈夫だろう、と。

そう思っていた私が腸を気にするようになったきっかけ、ものすごーく汚い話になりますが…商業施設のトイレで奮闘した話です。

便が、出口に引っかかった感じがして、まったく動かなくなったんです。急に。
便意を感じてトイレに行ったんですが、初めのうちは、ちょっと時間かかっているな…というくらいの感覚でした。トイレが空くのを待っているであろう人に、ごめんなさいと謝り続けながら、ずっとお腹に力を入れていました。いつもと感じが違うけど、まぁそのうち出るだろう、と。お腹が痛くないのは幸いだと思っていました。
が、力んでも出ない、戻りもしない。紙を当ててみれば汚れるので半分出かかっている状態、ゆえにパンツをはいて少し歩いて気分転換を…なんてこともできない。完全に手詰まりです。
こうなるといっそお腹が痛いほうがよかったとすら思いました。痛ければ下すのでたいてい出ますからね。自分のお尻の穴に硬いものがあって微動だにしないほうがきつかったです。
なんだかんだ、トイレで2時間近く格闘しました。力みまくって熱いし酸欠気味になるしで、とにかく疲れました。ウォシュレットで肛門を刺激したり、紙越しに指で押して刺激を与えるなどの作戦が功を奏したのかはわかりませんが、とにかく思いつくこと全てやって、2時間です。
それでもまだ少し残っていたあの便のしぶとさ…帰宅後再度トイレに籠城しましたよ。自宅でも1時間ほどこもっていたと思います。
貴重な休日の何時間を捧げたのかは考えたくないです。

疲れ果てて寝て、翌日、これはさすがにおかしいのでは?と思い、会社を休んでクリニックを受診。
仕事が今より忙しい頃で、機会を逃すとしばらく行けなさそうだったので思い切って休みましたが、今となっては休んで正解だったと思います。

初めてのクリニック。内科・消化器内科・肛門科が受診できるところでした。
見てもらうところがところなので緊張していましたが、痛かったり気持ち悪かったりということはなく、ベッドに横になって半ケツになっただけであっさり診察終了。

診察の結果。はっきりしたことは言えないけれど、便が出にくかったのは腸に何かあるからかもしれないので、検査をおすすめします。と先生がお話してくださいました。
もともとお腹も下しやすいという話もしていたのでなおのこと検査をしたほうがよいと思われたんだと思います。検査して何もなければ安心できるしな、という軽い気持ちで承諾。
何事も時流があると思うので、やっておかなければという妙な使命感を覚えていました。説明を聞き、承諾書にサインなどして、検査食を受け取ります。

ちなみに、このとき、「そういえば切れ痔ね」と先生についでで診断されました。
うすうすそんな気はしていたのでショックはないんですが、あんまりあっさり言われるとね…。
痔は今でも時々私を苦しめていますが、なんとかうまく付き合えています。

 

今日はここまで

検査食のことや当日の流れなどはまた次回。
場所によるかもしれませんが、仕事や家事を離れて一人リラックスできるので、私は大腸検査がけっこう好きでしたよ。
次は2年後でいいと言われているけど早く受けたいな…。

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