ゴールデンカムイ 21 3月 2021 ゴールデンカムイ第268話感想 第268話 一本の毒矢 ウイルクがキロランケに勝ち去るときに、ウイルクはアシリパさんについて、ソフィアのように自分で戦い幸せを掴み取る人間になってほしいと語った。それがウイルクからキロランケに贈られた最後の言葉だった。 そしてアシリパさんは実際に戦うようになっている。もし自分の家族を守りたいだけなら戦わずに隠れて過ごせばいいのだ。しかしそれではアイヌの伝統文化のことは忘れられてしまうだろう。カムイに生かされているアシリパさんたちアイヌのことを。 続きを読む
ゴールデンカムイ 21 3月 2021 ゴールデンカムイ第267話感想 第267話 断絶 キロランケから亜港監獄にいるソフィアに送られた手紙の内容は、ウイルクの変化に関するものだった。 北海道に隠された埋蔵金の在り処を探るため北海道アイヌの生活に溶け込むことにしたウイルクとキロランケ。ウイルクは北海道で結婚し娘を授かった。キロランケはこう語る。アシリパさんを抱くウイルクは見たことないほど優しい顔をしていたと。 続きを読む
ゴールデンカムイ 16 3月 2021 ゴールデンカムイ第266話感想 第266話 小指の骨 1897年、ウラジオストクにて。奉天会戦の前、まだ頭部を負傷していない頃の鶴見中尉(当時は少尉)と月島軍曹が街はずれの高台から、街や港を見下ろしていた。ウラジオストクとは「極東を支配せよ」の意味を持つ。ロシア極東でただ一つ凍らない港であり、戦争になれば占領が不可欠と言える、日本にとっては重要地点だった。 続きを読む
ゴールデンカムイ 26 1月 2021 ゴールデンカムイ第265話感想 第265話 鍵の穴 追手をまきアシリパさんとソフィアを手に入れた第七師団。合流地点である教会付近に着くも、馬に乗っていた3名が到着しておらず、鯉登少尉を残し菊田特務曹長と月島軍曹は彼らを探しにその場を離れることになる。 続きを読む
ゴールデンカムイ 19 1月 2021 ゴールデンカムイ第264話感想 第264話 小樽の病院で見た女 月島軍曹の馬に飛び乗ったのはソフィアだった。ソフィアの仲間たちが二階堂ら他の第七師団を撃ち始める。 ソフィアは月島軍曹の馬にくくりつけられている大きな袋の紐を切ると、銃を月島軍曹の後頭部に突き付けた。 続きを読む
ゴールデンカムイ 6 1月 2021 ゴールデンカムイ第263話感想 第263話 海賊房太郎こと大沢房太郎 三方に分かれて逃走する第七師団のうち、馬に乗った三名を追う土方歳三。追いつき、兵士が抱えていた大きな荷物を奪い取るが、他の兵士の発砲が運悪くその袋に当たってしまう。 続きを読む
ゴールデンカムイ 24 12月 2020 ゴールデンカムイ第262話感想 第262話 札幌麦酒宣伝車追跡劇 札幌麦酒の宣伝車に乗り、薄野地区消防組に扮しポンプ車に乗って工場からの脱出をはかる鶴見中尉ら第七師団――彼らがさらったアシリパさん――を追う。 続きを読む
ゴールデンカムイ 2 12月 2020 ゴールデンカムイ第261話感想 第260話 死守 鯉登少尉がアシリパさんを見つけ、海賊をビールの海へ逃がしてしまったあと。階上から呼びかける月島軍曹の声に返事をするその背中に、ビールの海を戻ってきた海賊の手が伸び、ビールの中への引きずり込まれる。 続きを読む
ゴールデンカムイ 23 11月 2020 ゴールデンカムイ第260話感想 第260話 死守 鯉登少尉がアシリパさんを見つけ、海賊をビールの海へ逃がしてしまったあと。階上から呼びかける月島軍曹の声に返事をするその背中に、ビールの海を戻ってきた海賊の手が伸び、ビールの中への引きずり込まれる。 続きを読む
ゴールデンカムイ 18 11月 2020 ゴールデンカムイ第259話感想 第259話 故郷を作る 網走監獄での在りし日。懲罰房に入れられていた海賊が出てきた。上エ地が海賊に「外で叔母が待っている」という嘘をついていた。からかわれたと気付いた海賊は上エ地を殺しかねない勢いで殴り、懲罰房行きになっていた。 続きを読む