シン・ウルトラマン感想
じき一年くらい更新していないことになるのでたまには何か書こうかなと思います。
とはいえスマホからだと編集しづらい…見え方おかしいかもですがご容赦くださいね。
私事ですが子どもが生まれてからというものやはり時間を取るのが難しく…ってそんなこと書くための場所じゃないつもりなので。そういう愚痴はTwitterでやるとして…
どうにかこうにか見た映画がいくつかあるので簡単に感想でも書こうかなと。ひとまず今回はシンウルトラマンを。
シン・ウルトラマン
公開当時話題になった、ウルトラマンを再解釈して映画化…という作品ですね。
ウルトラマンたちから見れば人間とは、人間から見た蟻にも満たないような、小さい存在。気にかけないし滅んだところで何の感慨もなく、ゆえに滅ぼすにも特に心理的なブレーキはない。けれどそんな小さな小さな存在にも興味を持ち理解しようとし、そして共に生きようとしたウルトラマン。その心がとても嬉しくて、鑑賞後はとても温かい気持ちになったのをよく覚えています。
人間であること、地球に生きていること、そういう宇宙から見たときの人間のあり方を思う作品だったなと思います。スケールの大きい感想になっていますが、本当にそのスケール感になるような、ゆったりと地球全体を抱擁されているかのような感覚がありました。
もっともっとウルトラマンの行動原理を知りたくてパンフレットを久しぶりに買いました。
ウルトラマン以外にも魅力的なキャラクターがたくさんでしたね。メフィラスはネット上でも話題になりましたし、個人的には滝くんに共感できました。じきに地球が滅ぶとわかったらとても真面目に仕事なんでできないですよね。それでも真の意味では逃げずに仕事場へやって来て、無理難題に立ち向かう彼はとてもかっこよかったです。あとは竹野内豊さん!名前がない役どころでしたが、あの、何か企みがあることはわかるがそれがわざとらしくならない演技、あの人ほどうまくできる人っているんでしょうか。明らかに何か秘めた目的があるとわかるのにそれが自然であるように見えて、シン・ゴジラから続けてのキャスティングも納得でした。
主題歌は米津玄師ということでこちらもかなり話題でした。実際に映画館で物語にどっぷり浸かって聴く彼の歌はとても染み入るものがあり、エンドロールが終わるまでしっかりと余韻に浸れました。
キャラクターも展開も演技も音楽も良くてとてもいい体験でした。せっかく時間を作って行くのでこういう気持ちになれるのは実にありがたいですね。次の映画体験もこういうものであってほしいです。