ゴールデンカムイ第257話感想

こんにちは、うたげです。

ゴールデンカムイ最新話の感想です。
ネタバレ含むうえに一ファン個人の想像・妄想・曲解だらけなので苦手な方は気を付けてください。
小難しい考察はしない・できないので、気楽に読んでくれたら嬉しい。

第257話 がっかりした顔

網走監獄の刺青の囚人の一人、上エ地圭二。彼の回想から今週は始まる。
少年期、彼は家の庭を掘り返して穴だらけにしていた。ジローという飼い犬を探しているようだ。圭二少年が犬と遊んでばかりで勉強をしないので父親が人にあげたそうだが、上エ地少年はそれを信じていなかった。ジローは年老いた犬だった。そんな犬をもらってくれる人がいるわけがない、だから父親が殺して庭に埋めたんだ…そう考えていた。
父親に飼い犬を隠され、母親には口のきき方を叱られ。上エ地少年は不貞腐れて家の鏡を見た。燭台や花瓶らしきものが飾られた鏡台。松の木の植わる庭つきの家だ。裕福な様子は、家族の服装からもうかがえた。
恵まれた家庭に生まれたはずの少年は、飼い犬を奪われたことで親に反抗し、自らの額に刺青を彫った。父親が拭いても消えない落書きの「犬」の文字。顔に一生消えない落書きをしてしまった息子に驚き、「がっかり」した表情を見せた父親を見て、上エ地少年は心の底から楽しそうに笑った。

時間は再び今に戻り、札幌麦酒工場。大きな煙突に上がり、上エ地は服を脱ぎ去っていた。その全身には彼自身が彫ったのであろう刺青がひしめいていた。おそらくのっぺら坊が彫った刺青の上から自分で刺青を入れてしまったのだろう。上エ地は煙突の頂上から「暗号はもう解けない、金塊は手に入らない」と叫んだ。
上エ地は、金塊を求めて争う土方鶴見杉元に向け衝撃的なことを言ってやったつもりだった。でもそれを聞いたところで誰も驚かなかったし、「がっかり」もしなかった。
24枚すべてを集める必要はないとみなとうに気付いていた。それでも刺青人皮を集め続けたのは、何枚あれば暗号解読ができるのかわからないのと、他勢力の妨害のため。気付いていなかったのは上エ地だけ。
誰も「がっかり」しなかったことにショックを受けた上エ地はつい足を滑らせた。煙突の上から落ちる最中、工場の窓ガラスに自分の姿が写った。そこには「犬」の刺青を顔面に入れた我が息子を見たときの、父親の「がっかり」した顔――それにそっくりな上エ地の顔があった。その「がっかり」した顔に喜んだ上エ地は、その顔を指さしながら笑顔で落下し、煙突の台座にぶつかり彼の頭は砕け散った。

工場建物内部ではマイケル・オストログが放った火による火がまだ燃え続けていた。急いで出口を探す杉元とアシリパさんは同じく出口を目指す門倉とぶつかった。門倉が床に転び、背中が消防の放水による水たまりで濡れ、持っていた刺青人皮もぶちまけてしまった。急いで刺青を拾い集め、出口へ向け案内をする門倉。杉元たちの前を歩く門倉の背中は、シャツが透けて肌が見えている。刺青の暗号が見えていた。

網走監獄からの集団脱獄後、のっぺら坊が極秘で門倉の背中にスジ彫りを施したのだ。途中で犬童典獄がのっぺら坊をどこかへ移したため未完成のようだが、門倉の背中にあるのは24番目に彫られた最後の暗号だった。

 

初めから渦中の男・門倉

やっぱり門倉にも刺青あった~!!
これで門倉も皮を引っぺがされる側になりましたね…一番最後にウイルクが彫ったものということも判明。しかも集団脱獄のあと、極秘で。となると、最も暗号の解読に近そうな気がしませんか?
しかもそれをここまでずっとひた隠しにしてきたという事実…核心にかなり近い位置にいるのに外野然としていた狸親父ぶり!!こういうところがかっこいいと思うんですよ…門倉さんは…(お腹はポヨンだけどね!)

刺青の暗号に、ウイルクの本名「ホロケウオシコニ」のいずれかの読みができる漢字が彫られているらしいことはアシリパさんがすでに気付いている。
門倉の背中に見えるのは「古」「馬」「芋」「指」の四字。
それぞれ音読みだと「コ」「マ」「ウ」「シ」と、「馬」以外は「ホロケウオシコニ」の中に入っている字。

アシリパさんは偽物を見分ける術に気が付いていないみたいだけど、やはり偽物には「ホロケウオシコニ」が入っていないのでは?と思う…けれど、偶然にもそういう読みをする漢字が入ってしまう可能性もあるわけで(もし鶴見中尉がウイルクの本名や暗号の漢字のカラクリを知らなかったら、という前提)、その場合はやはり江渡貝くんが命がけで鶴見中尉に伝えた見分け方・タンニン鞣しの特徴を用いるしかないのか…?

もう待ち切れない!早く解読してほしい…
「ホロケウオシコニ」の部分は確定として、他に隠し場所を知るのに何が描かれているんだろう?文字だけ指していっても何もわからないよね?あとは縦横無尽に走っている線がどう繋がるか、なのかな…文字はそれを繋げるガイド的な役割というところか。刺青の暗号が地図になるのかどうかもまだ不明だけれどね。

上エ地は悪役らしい終わりだったな。親への反発をきっかけにして人のがっかりした顔が見たくて悪事を重ねていって…。でもその後は、私の解釈が間違ってなければ子ども相手にその「がっかり」を仕掛けていたはずで、自分より弱いもの・反撃してこないものにしか手を出さなかったのかなと。子どもなら苦戦しないし、犬も餌でつったりすればまだ扱いやすいだろうし。そういうところが、彼の最期をああいうものにしたのかなぁ…と因果応報に思いを馳せてしまう。大勢のがっかり顔が一気に見られる絶頂の瞬間になるはずだったのにならなかった、自分で自分をがっかりさせた…。悲愴なんだか本人にとっては喜ばしいさなかの事切れだったのか、ないまぜに思えちゃう難しい最期だったな。

 

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