ゴールデンカムイ第186話感想

こんばんは、うたげです。
ブログの設定をいじっていたので更新が滞っていました。
サーバー移管したのですがなかなかに困難でした…まぁこの話はまた別の機会にして。
毎週木曜のお楽しみ、ゴールデンカムイです。

 

186話 忘れ物

いきなり総括ですけど、色々な因果が交わりつつあるなと思いました。そして中でもかなり並々ならぬ因果のある二人が最初に出会ってしまいましたね…。
キロちゃんがこんな形でダメージ受けるとは思わなかったので意外。てっきり先遣隊に気付いてソフィアと一緒に逃げるものだと思ってましたよ。だってキロちゃんは戦う描写がほとんどなかったからそういうイメージないんだもん…。殺意むき出しで戦うキロちゃん珍しい。

さて、今回のお話は全編通してやられっぱなしでした。

まずカラー表紙。温かみのある藍色を基調にしたカラーですごくきれいです。はしゃぐ白石とリパさんを微笑ましく見つめる杉元の表情もイイ。
アオリ文からして、山中で大蛇に出くわしたときの、杉元・白石・リパさん・尾形の四人でいる場面の絵ですね。かつての一場面を、杉元が尾形を殺そうと近付いているこのタイミングであえて表紙にするとは……。今物理的に近くにいるであろう四人。かつては共に旅をした間柄なのに今は裏切ったり騙したり殺そうとしたり…。全部尾形マターですけどね。
また表紙絵の周囲が白く縁取られているのも、写真立てみたいで、懐かしい思い出みたいで切ないですね…。お話に出てくる思い出って、現在や未来と対比されてることが多いので、その思い出が良ければ良いほど今が過酷ってことなんですよねぇ……。こんなこともあったよねって、読者の思い入れですごく切なく見える表紙絵です。

杉元白石の粗野な言葉のやり取りをお互いの顔を見ずにする感じ、ベストコンビって感じで好きですが、この二人に癒されるのも束の間。

尾形……………
ここにきてリパさんに嘘をつくとは。しかもこんな嘘、リパさんならすぐに見破りそう…。これは今する話なのかという点も含めて、リパさんは尾形に情報を渡し渋っている気がします。尾形を疑っているわけではないけど、ここまでリパさんとしては一緒に戦ってきた仲間同士なのに急に裏切りの空気が流れ始めて戸惑っているのかな。
あと尾形の目的も、本人はああ言っているけど本当に金塊なのかどうか…金塊が目的ならここでキロランケを出し抜く真似をする必要があるのかどうか。暗号を解ければ殺されるかもということだけど、キロちゃんはリパさんを殺すかな?うまく取り込めたらウイルクの娘ということで求心力の強いアイコンにできるし。聞き出せたら殺そうとしているのは自分のほうじゃないの?情報を引き出したいがために焦って墓穴を掘っているんじゃあないですかね。ここでリパさんが、尾形はなぜそこまで知っているのか、とか問い詰め始めて時間がかかりそうになったら強硬手段に出る可能性も無きにあらず?

鯉登少尉の示現流が炸裂したのは、格好いい!の一言ですね!重い太刀筋で相手の頭も割るとは…
そして谷垣がキロちゃんと邂逅。ということは月島軍曹と鯉登少尉もわりと近くにいる?
谷垣とキロランケの戦闘は、洋画みたいな展開で、すごくいい…。刺した瞬間そのものを描かないあたりも映画っぽいなーと思いました。

今週はここまで。正月休み明けの仕事はこたえるので体力がこれ以上はもたなくて読み込めません…。

樺太に来て、キロ一行・先遣隊・鶴見中尉・土方さんと、居場所がバラバラになって随分風呂敷広げたなという感じもありましたが、ここにきて急速に集約しつつありますね!
先遣隊が追いつき、キロランケと尾形がどうなるかが気がかりですし、樺太・露西亜帝国編が一段落したら、鶴見中尉の暗号解読編になるんでしょうか?それに、果たして金塊は本当にあるのか、リパさんはどう生きていくのか、誰が生き残るのか。家にヤンジャンのバックナンバーが積みあがって生活スペースが圧迫されても買ってしまいますね…。

 

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